友達からの手紙

2004年11月22日
大学時代の親友から手紙が来た。
彼女には、去年の夏に自分が別居中であることを話していたが
彼女自身が出産、育児を控えていたせいもあって
離婚のことは話してはいなかった。

たまたま他の友達との会話で私の離婚の話をしたのを
彼女が知って、びっくりして手紙をくれたのだった。

離婚のことを友人に話すのは、いやだった。
円満な家庭を築いている、私の友達たちの中で浮くような気がしていた。
とても穏やかで、賢い彼女には特に・・・言えなかった。

強がりばかりを並び立てる日常の中で、自分という架空の人格を作り上げていた私。
全然、離婚なんて気にしてないよ。ダメージ受けてないよ。
別にそばに誰もいなくても大丈夫だよ。
そんな言葉を並び立ててる現実を作り上げるのは、結構大変だった。

本心は全く反対のことだったことを
一体誰にぶつければいいのか分からずに、
でも誰かにぶつけたかったんだよね。
思いっきり、泣きたいんだと思う。誰かのそばで。
でも長女だから、そういうのってガマンしちゃう。

こういうときの親友の言葉は、心にしみる。
「置かれている状況、すすむ道はそれぞれ違ったけど、
やっぱり友達の存在って大きいんだよ。」
という手紙の中の言葉に、強がりの心が大きく揺らいだ。

大学のときの友達、そして恩師と
またゆっくり会って、ゆっくり語りたいな。
久しぶりにそういうふうに思えた。

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